2009年11月25日水曜日

パワフルな50代60代には負けてらんないと思うんだけど

このところ月曜休みの連休多いですねえ。私は休日がちょっと苦手です。仕事の合間に遊んで、遊びの合間に仕事する方が好きなもんで。遠出する予定を前もって入れておけばいいんですけど、予定がギチギチなのも苦手。って、こんなこと書いてると、どうしたいのかわからない生きにくい人みたいですね・・・。

ええとそんな私にぴったりな感じで、ケータリングのお仕事しつつ、友人とポットキャストの録音したりしつつの休日でした(←これはまた後日)。
いつもバタバタして写真を撮りそびれるのですが今回はちゃんと撮りましたよ。
ボジョレーを呑みつつシャンソンを聴く、オシャレでアダルトな会でしたのでお料理もがんばりました。
ケータリングは面白い物で、集まる人によって人気の料理も色々でして、若い人が多いと炭水化物系がすぐなくなったり(パスタのサラダとかライスコロッケだとか)、わりと野菜のものがなくなるのですが、意外と年齢層が上がった方が肉がでるんですよね。この日もこってりしたチーズとレアな鴨のソテーからどんどんなくなっておりました。お酒もドンドンなくなるし。いやあ年齢層高い方達の方が遊び方知ってるし元気ですね。
負けてらんないぞ!と配達に行ったのに一緒になってワインをごちそうになりつつ一曲歌まで歌わせてもらって(きゃー、ごめんなさい!)酔っぱらって帰ってきました。ぐったり。

2009年11月20日金曜日

忘年会の計画はお早めに

ああ、寒い!出かけるのが億劫になって冬眠してしまいそうだ。と、家に籠ってピアノの練習ばかりしておりましたが、街行く人も、お客様も、みんなそんな事を言っておりますからなんだか寒くて出不精になっている事が、非常に凡庸でつまらないことに思えてきて、今日からがんばって外に出るようにしています(←あまのじゃく)。

この寒さに慣れてきた頃、ふと気づくと街はイルミネーションやクリスマスの飾り付けでキラキラしていて、白いコートやブーツの女の子が可愛くみえたりなんかしてきた頃、やっと浮き足立って「あ、忘年会の準備しないと!」なんて思っても、そこの幹事さん!もう遅いのよ〜!良いお日にちはうまっちゃってるの!・・・なんて、まあそんなお仕事的な忘年会だけではなくて、2〜3人で集まることはあっても、なかなか沢山で集まる事はなくなってしまった学生時代のお友達、昔の職場の仲間、「この人とこの人は合いそうだから会わせたいな」って思ってる別々の友人、等々でみんなで集まって年末にプチ忘年会はいかがでしょうか?
気のおけない人達で「今年も楽しかったね、来年もよろしくね」って、美味しいものを食べながらワイワイやるのはとっても幸せ。そこに立ち会うのはお店をやっている私たちにとっても年末のお楽しみです。3人〜20人くらいまでの小さめの集まりをぜひ計画してみてくださいな。

3000円でたっぷりのお食事+1ドリンク、4000円で2時間飲み放題のコースを用意しております。8名以上で貸し切りになります。

オフィスや自宅でのパーティーのお料理、ケータリングも(取りにきてくだされば5000円より、デリバリーは15000円より)承っておりますのでお声かけくださいませ。美味しいもの作りますぞよー。

おお、今回はちゃんとお店の告知ができました。寒さに負けずにがんばります!

2009年11月18日水曜日

雨だとヒマになってお店が実験室に

ものすごく寒くなってきましたね。夕べは雨も降っていてお客様もまばらでしたので、久しぶりに営業時間中に料理の試作などしていました。初めて作る生パスタ。粉ものってホントに自分で作ってみると仕組みは簡単なんですよね。材料は強力粉と薄力粉(ホントはデュラムセモリナ粉)、卵、塩、オリーブオイルのみ。
こねて、しばらく休ませて、のばして切るだけ。
なかなかのお味でしたが、薄くのばして細く切ったつもりが細めのうどんのようになりました・・・。歯ごたえは全然違うのでこれはこれでアリかとも思われますが、やはり納得いかず。のばして細く裁断できるパスタマシーンが欲しくなりました。「インペリア」ってメーカーのものがどうもいいらしいです。買っちゃおうかなあ。餃子の皮なんかも作れるらしいし・・・。
お店のパスタが生パスタになる日も近いのでしょうか。

パスタメーカーを検索してて久々に見たお気に入りのサイト「男の趣肴」
http://www.ajiwai.com/index.htm
何でも手作りしてみるクレイジーなお人がやってるサイト。色々参考にさせていただいております。でも手作りが高じて材料の所に
『塩・・・大さじ1(塩の作り方はこちら)
 米・・・1合(米の栽培の仕方はこちら)』とかなってるんですよねえ。お友達になりたい・・・。

2009年11月3日火曜日

なんだか効いたようだ

少し前、お店がヒマ気味な日に「あー、私ってほんとそういうとこダメなんだよね〜〜」などと自分のグチをお客様に言っていたら、「ホントにそういうとこ治したい?そんじゃあこれあげるよ」と言ってもらったのがこのフラワーエッセンスhttp://shop3.genesis-ec.com/search/item.asp?shopcd=17331&item=1090102
自分の悪癖を断ち切る効果があるそう。まあこういうのって好きな人は大好きだし、うさん臭いな〜って思う人も多いのですが、私はわりとフラットな感じで、嫌な感じがしなければやってみよかなという感じ。飲み続けていたらある日、「あれっ?今まですごくこだわって堂々巡りしてた事がなんだかどうでも良くなってきてるな」なんて気づいたり、自己嫌悪に陥る事が少なくなったり。劇的に変わるわけではないけど、気持ちが落ち着いたというのか。これがフラワーエッセンスの効果なのかしら〜?ビタミン剤飲むような感覚なのかもしれませんね。

2009年10月29日木曜日

はまってます

えー、「お店のブログなのに関係ない事書き過ぎ」と人から注意されるので、最近気を付けて食べ物の事ばかり書いていたのですが、閑話休題といいますか、こないだ観た映画の話。

観た方も多いと思われますがまだ公開中の『空気人形』。最高!すばらしい!と手放しで言うにはあまりにもひっかかるところが多い映画であるにもかかわらず、気になってしょうがないのです。主人公のペ・ドゥナという韓国人の女優さんがあまりにも良かったので彼女の出ている映画のDVDをすかさず借りに行き(そして私と同じような人が多いらしく借りられず・・・)、サントラを買い、撮影監督のことを調べ、監督に質問してみたい事が沢山あるので頭の中で夢想し、「あ、既に誰かがインタビューしてるか」と当たり前の事を思い立ち雑誌を買って読んだりするくらい随分いれあげているわけです。ああ、作品というのは名作である必要はないんですね。なにか気になってお金や時間を使わせてしまうパワーがあるわけですから。

映画のテーマのように劇中で読まれる吉野弘さんの詩も、普段ならちょっと斜に構えて心に入ってこないだろうに、サントラに入っているペ・ドゥナの朗読を聞いているとホントに泣けちゃうというか。
吉野さんは『祝婚歌』という結婚式の時によく読まれる詩で有名な方だとか。

『祝婚歌』
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派過ぎないほうがいい
立派過ぎることは
長持ちしないことだと
気づいているほうがいい

なんて続いていく詩でして、私はわりと映画や音楽もそんなのが好きなんですね。

映画の中で引用される詩はこんなのでした。

生命は』

生命は
自分自身で完結できないように つくられているらしい

花も めしべとおしべが揃っているだけでは
不十分で
虫や風が訪れて めしべとおしべを仲立ちする

生命は
その中に欠如を抱き 
それを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分 他者との総和
しかし互いに 欠如を満たすなどとは 
知りもせず 知らされもせず
ばらまかれている物同士 無関心でいられる間柄
ときに うとましく思うことさえも許されている間柄
そのように 世界がゆるやかに構成されているのは なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで 虻の姿をした他者が 光をまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない

2009年10月28日水曜日

ミネストローネのリゾット


寒くなってきたのでミネストローネを作ってみたんですが、昔働いていたイタリア料理屋で出していたレシピを思い出して、それをリゾットにしてみました。
ニンニク・タマネギ・にんじん・セロリ・キャベツ・かぶ・ナス・ズッキーニ・トマト・パセリと実に10種類もの野菜に、ベーコンが入ってチーズをかけていただく滋味のあるスープで、リゾットにする時はトマトを足して、バターと白ワインで炊いたお米とあわせます。しばらくお店で出してますのでぜひおためしあれ。カレーとパスタの陰に隠れてあまり出ないのでリゾットやめてしまったんですが、本日のスペシャリテとして復活ですね。
あ、写真はネット上で拾った手長エビのリゾット画像です・・・すいません。カメラを修理に出してて写真撮れなくて。美味しそうなの拾って勝手に載せてみました。手長エビのリゾットも今度作ってみます・・・。

2009年10月26日月曜日

気温が15度になると

昨日はいろいろ予定がキャンセルになりお家でゆっくりすることにしまして、「すき焼きでもしようかなあ」と自宅近くのお肉屋さんに行って「うーん、すき焼きならどれがいいですかねえ?」と迷っていると「絶対これがいいわよ、今日は社長何回この肉切ったか」「へえ、すき焼きの人が多いのかな?」「寒くなったからねえ」
次に八百屋さんに行くとエノキがない。「エノキ無いんですか?」「あ、奥に1個だけ残ってたよ」「あれ、春菊は売れちゃったのかな?」「無いんだよごめんね。今日は鍋の材料ばっかり売れてねえ。」おもむろに側にあった温度計を見て「15度かあ、この辺になると食い物が変わるんだな」と八百屋のお兄さん。なるほどお。もう冷たいお茶もあんまり飲みたくなくなってきたもんね。お店のメニューも変えなくちゃだわ。