2011年11月29日火曜日

最速で読みました


山田詠美さんの新作『ジェントルマン』のインタビューを雑誌で読んだら読んでみたくなってAmazonに注文しておいたら昨日届き、昼ご飯の後と寝る前の今で全部読み切ってしまいました。嫌な話ながら後半まではぐっと引きつけられたが、最後はああそんな終わりなのかという感じ。
前作の『学問』がとても魅力的なお話で大好きだったので複雑な読後感ですが、このダークな物語も同じ世界の物語だなあと思いました。

2011年11月28日月曜日

オススメで簡単なマクロビスイーツ

以前かなり熱心にマクロビオティックをやっていたこともあるのですが、職業柄あまりに食事制限するとつらいものがあり段々やめてしました。当時は「マクロビやってる人は甘いものなんて欲しがる必要なし」と決めつけていましたが、最近体のコンディションを整えるために期間限定でやっているのはかなり軟派な感じ。
今回はスイーツでも作ってみようかと、家に残っていたバナナを使ってアイスクリームを作ってみたらすごく美味しかったのでレシピをご紹介。

バナナの皮を剥いて、適当にちぎって冷凍にした後ミキサーにかけます。回りにくかったら豆乳を少しだけ入れてください。途中でハチミツを足すとなお美味しいです。しばらく回すと固いシェイクみたいになるので完成。もしあればマクロビ用の砂糖不使用のナッツ入りクッキーを砕いてかけると最高、無くてもOKと、かなり簡単かつ、オプションを足して行くとどんどんグレードアップしていくお菓子です。
砂糖も乳製品もいらないので(豆乳すらなくてもOK,水を少し足しても回ると思います)アレルギーのあるお子さんにもお勧めのレシピです、

2011年11月27日日曜日

痩せてきたよ

めっきり体重は落ちないし、乾燥のせいか湿疹は出るしで体のコンディションがよろしくない昨今。年末の忙しさに打ち勝つためにも、ここで一度コンデションを整えようと久しぶりに玄米菜食を断行。2週間続ける予定です。4日目にしてすでに体重落ち始めてます。

しかし自分で作った食事と、砂糖の入っていないマクロビのお菓子を少し間食に食べるだけにしてみると、普段いかに色んなものを食べているかがわかりますね。
いつも結構自己流料理なのですが、今回は久しぶりだし中村成子先生の『初めての玄米食』http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E7%8E%84%E7%B1%B3-%E4%B8%AD%E6%9D%91-%E6%88%90%E5%AD%90/dp/4835442091/ref=ntt_at_ep_dpi_5のレシピを参考にさせていただいております。

2011年11月22日火曜日

PEEPING EVA

お友達のお店、代官山のおしゃれなビンテージショップ『EVA』が、ラフォーレ原宿で期間限定ショップをやっております。オープニングの本日行ってまいりました。覗き部屋をイメージした店内と、スタッフもカラーウィッグにきわどいドレスでビザールな雰囲気。
私もオリジナルブランド『ヤーチャイカ』の下着とイヤリングを買いました。12月8日(木)まで!

2011年11月21日月曜日

アグリーベティー

はっきり言ってこちらも今更ですが『アグリーベティー』にハマり中。なんとなく見始めたらすでにシーズン2。こうやってTUTAYAに搾取されるんだ・・・。
ディズニー制作だからか、太目、不美人、有色人種、移民、シングルマザー、ゲイ、性同一性障害、高齢者、犯罪者などの、いわゆる社会的マイノリティーが大活躍。セレブのゴシップや下世話なネタも多いのですが、なんだかんだと元気になります。
お気に入りキャラだった経理のヘンリーくんが、ギークなところが良かったのに、最近女にだらしないし脱いだら意外とマッチョなのに萎えてテンション落ち気味・・・。

2011年11月19日土曜日

調理場という戦場


いまさらですが、図書館に他の本を借りに行ったら目についてしまい斉須政雄さんの『調理場という戦場』という本を読みましたhttp://www.amazon.co.jp/%E8%AA%BF%E7%90%86%E5%A0%B4%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%88%A6%E5%A0%B4-%E3%81%BB%E3%81%BC%E6%97%A5%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%96%89%E9%A0%88-%E6%94%BF%E9%9B%84/dp/4255001537

当たり前のことですが、成功している人は人の何倍も努力している。一芸に秀でるためには全てを捨てて芸を磨いているということが書かれた本。身の引き締まる思い。自分の目指すところはどこだろう?

2011年11月18日金曜日

フォカッチャを焼きました

最近練習していたフォカッチャ、上手に焼けるようになったのでケータリングにも使ってみました。焼きたてはもちろん美味しいのですが、冷めても意外と美味しいところがいいです。
材料は、強力粉とドライイーストとオリーブオイル、塩だけ。卵やバターなどの乳製品を使わずに、植物性のものだけで作れるのもいいですね。
本日のケータリングメニューはイタリアン

・自家製のフォカッチャ
・ほうれん草ときのことベーコンのパニーニ
・カボチャやパプリカやトレビスのグリル、バルサミコソース
・柿とカブと生ハムのサラダ
・ブロッコリーとサルシッチャのアーリオオーリオ
・サーモンのミルク煮
・ミラノ風カツレツハーブ風味
・イタリア風の焼きプリン
・アップルパイ


化粧品の広告の撮影にお届けしました。

2011年11月16日水曜日

ミカンのむき方

ご近所の東急ストアのフルーツコーナーに面白い本が展示してありました。「あたらしいみかんのむきかた」http://shop.ehonnavi.net/item.asp?c=4092271468思わず手に取って、最後まで読んでしまいました(みなさんのお買い物の邪魔してすいません)。語り口や本の作りも面白いのですが、一枚のミカンの皮から作られた造形の見事さに感心して次々ページをめくりました。
見慣れているものから、まったく思いもよらなかった美しいものが立ち上がる瞬間というのはとても面白いですね。
ミカン売り場にこの本を飾ってた東急ストアの遊び心もいい。

2011年11月15日火曜日

家のおでんは煮立たせてもいいや

急に寒くなったので。家でおでんを作ってみました。おでん屋さんで働いていた人の話などを参考に、惜しみなく日本酒を入れ、各具材を丁寧に下処理し・・・。
沸騰させると汁が濁るから決して沸騰させないように煮込んでいたのですが、なんとなく物足りない味。大量に作ったので2日目はめんどくさくなってグラグラ煮てしまいました。あっ、いつもの味だ。
田舎臭いけど、ホッとする家庭の味になっていました。
何となく熱を感じない味になってしまっていたんですよね。
澄んだ汁の立派なおでんもいいけど、おうちで食べるときはこんな味がなんだかなつかしい。

2011年11月14日月曜日

今年も上海蟹を食べて、秋は終了

秋になると必ず食べたいもの、それは上海蟹。新宿の『上海小吃』http://shanghai-xiaochi.com/で紹興酒を2本空けつついただきました!
歌舞伎町はもうちょっぴりクリスマスのイルミネーションが施されており、近くの花園神社で酉の市もやっていて、上海蟹も食べ終わったし「ああ今年も、もう年末なのね」という気持ちになりました。

しかし花園神社の出店は盛況ですね。見せ物小屋も出ていたし、チョコバナナってこんなにケバケバしかったっけ?

2011年11月11日金曜日

無花果の色

子供の頃から冷え性だったせいか、嫌いなわけではないのですが果物をすすんで食べることがありませんでした。
ところがここ数年冷え性が治ってくるとともに、果物を食べることが好きになってきました。
何も調理せずそのままで美しく、瑞々しく甘く、香水のように繊細なよい香りの果物に出会えると、本当に天からの贈り物のように感じます。

この時期に好きな果物は、葡萄より林檎より無花果。何といっても色が好きなんです。ベースの生成りに臙脂を薄めたようなピンク、濃い臙脂の皮を剝くと、ピスタチオのようなグリーンが出てくる美しい色の組み合わせにうっとり。
食べると官能的に柔らかく、控えめな甘さで、ほんの少し甘い香りがした後は、土のような苔のようなとても自然な味が広がり、プチプチとした種の触感が楽しい。
内側の色のせいなのか、少し鉄分のような味がするせいか、「人間の肉の味」などと言われることもあるようです。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1118941931
そんなお話も、秋の長夜にデカダンスな気分に浸るのにぴったり。

2011年11月10日木曜日

大島弓子先生のこと

遅ればせながら『グーグーだって猫である』の最終巻の6巻が出たので読みまして、大島先生がお元気であることを喜ばしく思い、グーグー(大島先生のおうちの猫)が亡くなったことにしんみりいたしました。

はい、漫画家に「先生」をつけずにはいられない重症のファンなのであります。近頃はほのぼのエッセイ漫画ばかりなので、なかなか新規のファンの方には入れない世界かと思われますが、私が中高生の頃の先生の漫画は、それはもう冴え渡っておりました。少女であるということの危うさと頑なさ、最後に感じるほのかな希望に胸を打たれ、眠れない夜にベッドの中で何度も何度も読みました。
大人になっても、男性でも、自分の中にある「少女的な何か」が反応する人が、先生の熱狂的なファンになってしまうのでしょうね。

もしこれから読まれる方は80年代の作品からさかのぼって読んで、ファンになってから現在のエッセイ漫画を読まれると、もう元気に生活してくださってるというだけで感激なわけです。ややおたく気味ですいません。

私の母と同い年の大島先生、どうかいつまでもお元気で。静かな生活を好み、滅多に人前に出られないという先生の生活の邪魔をしない形で、いつかお会いできる日を夢見ております。
(写真は大島先生が大好きで、昔の漫画に良くモチーフとして登場した往年のデヴィッド・ボウイさまです)

2011年11月8日火曜日

バトル・オブ・シリコンバレー

先月お亡くなりになったスティーブ・ジョブス様・・・。もちろん私もファンでした。
ITにうとい私ですが、10年くらい前にレンタルDVDで、若き日のジョブスとビル・ゲイツを描いた物語を見た事あるからパソコンの歴史はバッチリ頭に入ってるんですよ。
映画としての出来はさることながら、魅力ある彼らのストーリーに興奮しました。中学生が『ベルサイユのバラ』とか『あさきゆめみし』読んで歴史の流れを掴むようなものですね。

多分日本未公開作かテレビドラマをDVD化したものなので見た事ある人少ないようで、ジョブス氏の話題で持ち切りだった先月に思い出したのですがタイトルなんだったかなあと思っていたら、昨日TUTAYAの「発掘良品」というコーナーにたくさん置いてありました。
『バトルオブシリコンバレー』http://blog.raw-fi.com/?p=802結構面白いですよ。


これ書いてて思い出しましたが、最近めっきり話題を聞かない『ムツゴロウの結婚記』http://movie.goo.ne.jp/movies/p18228/index.htmlという若き日のムツゴロウさんを描いた映画がなぜか同じ印象。こちらも面白いですよ。ジョブス様のファンの方、ムツゴロウさんと一緒にしてすいません..。

2011年11月7日月曜日

おべんとう

本日は雑誌の撮影時のお昼ご飯を頼まれていたので朝からお弁当作り。
メニューは
・有機人参のスープ
・栗ごはん
・ひき肉とレンコンを挟んだ蒸し豆腐
・ひじきとパプリカのサラダ
・長芋と春菊のポテトサラダ
・ブロッコリーのスイートチリソース
・蕗の佃煮
です。
今日は余裕を持って作ったので写真を撮る余裕がありました!

2011年11月5日土曜日

風邪が治りません

風邪引いてる方が多いですね。私もうつされましたよ・・・。

2011年11月4日金曜日

野田凪さん

今頃気がつきましたがこんな展覧会やってたんですね
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_201110/g8_exh_201110.html
野田凪さんの事務所は中目黒にあったので、パーティをしている時に一度お邪魔したことがあります。非常に才能のある面白い仕事をする方だなあと思っていましたが、歳も同じでご近所にオフィスを構えておられ、共通の知人は何人もいましたが直接の付き合いがない、という微妙な感じも相まって、逆になんとなく距離を持って作品を拝見することが多かったのですが、今となっては本当に代わりのいない素晴らしい才能であったと思います。お亡くなりになったとき、みんながその死を話題にしていたのがずいぶん昔のように感じます。
同世代のスター作家のお仕事を振り返るには、そろそろいいタイミングなのかもしれません。
昨日書いた「イデミスギノ」さんと合わせて行ってみようかな。

2011年11月3日木曜日

スウィーツメイニアック

REDBOOKの隣りのビルに『エコールバンタン』というお菓子学校があります。ときどきお昼などにそこの生徒さんがいらっしゃることもあるのですが、この前卒業生の方々が「ランチで食べたカレーがまた食べたくて」と何人かで来てくれました。

皆さん立派に有名洋菓子店で修行中だそうですが、ほんとにお菓子が好きみたいで休日は勉強も兼ねて何軒も食べ歩くのだそうです。しかも1店舗で3個買ってすぐに近所の公園で食べて、また次へ行くという強者も。
甘いものは嫌いではないですが「一個を半分こね♡」という程度で十分な私にしてみれば、話を聞いているだけで胸焼けものです。

そんな彼らに「とっておきの日に買うケーキ屋さんはどこなの?」と聞くと「イデミ・スギノhttp://patisserie.cake100.net/13.htmlかな」と皆さん口を揃えておっしゃいました。
知ってますよ。行ったことないけど、よくスウィーツマニアから聞く名前ですね。にゃるほど。これは是非一度食べてみたいものですな。

2011年11月2日水曜日

映画を見よう、本を読もう

『ダーウィンの悪夢』http://www.bitters.co.jp/darwin/というドキュメンタリー映画のDVDを貸してもらったので見ました。
ショッキングな映像は無いのですが、タンザニアのヴィクトリア湖周辺に出現した外来魚が生んだ産業をめぐる地獄のような世界の物語。
人が集まることで更なる貧困を生み、売春婦が増え、エイズが蔓延し、ストリートチルドレンは溢れかえり、貧しさからくる暴力と飢えが更なる死を呼んでくる。
この巨大で恐ろしい顔の白身魚、ナイルバーチの輸出先の第二位は日本。安価な切り身の白身魚や、仕出し弁当、学校給食の白身フライなどにも使われているそうです。
あんまりな物語に、映画の背景を知ろうとネットをウロウロしていると、「こんなひどい話ばかりではない」「監督の主観が入り過ぎ」などの批判も目につきました。ま、そりゃそうだ。映画ってのはドキュメンタリーと言えど作ってる人の主観だからね。主観ですらなくて作為の場合もあるし。
それを読んでさらに思ったんです。いろんな角度からものを見るためにも、たくさん映画を見たり、たくさん本を読んだりするといいなあと。

監督のインタビューを読んだら「誰も知らない事実を暴いたのではなく、みんなが何となく知ってることを映画にしてより明確にしたかったのです」「自分の身近に安価で便利に流通しているダイヤモンドやバナナやについても同じような物語があるということについて考えてほしかったのです」というようなことをおっしゃっていました。
重要なのは「そのもの」ではなくて、自分自身がものを考える教養と知識を身につけること。本や映画はその最初の扉になることが多いです。ほんとうに困った時に自分を守ってくれるのは、お金でも家族でも宗教でもなくて、愛と健康と知恵だと信じているんです。最初はつまらなくても数をこなしているうちに楽しくなってくるのはスポーツと同じ。頭も鍛えよう!

2011年11月1日火曜日

井筒生ワイン

「これこれ、美味しいでしょ!」と、連れてきてくださったお友達に自慢げにオススメしてくださるお客さま続出の井筒生ワイン。当店の人気メニューです。
お食事に合わせるというよりもカクテルのようにそれだけで美味しい魅惑のワイン。まるで絞ったばかりの葡萄のような味です。
冷蔵庫で保存し続けないといけなくて面倒なのですが、酸化防止剤や保存料などは一切使用していないだけでなく、殺菌処理せず酵母菌を残しているので、体に良い酵素やビタミンがたっぷりで、日によっては微炭酸に醗酵してたりして味に変化があるのも楽しいです。

ただ今新酒を待っている時期で品切れ中なのですが11月の半ばには、今年のワインが届きます。ファンの方も初めて飲む方も今か今かとお待ちくださいませ!