2014年6月25日水曜日

フランス映画祭だよー

ハリウッド映画中心のシネコンと、単館の日本映画の人気に押されて近頃あんまり公開されないフランス映画。こういう機会に見ないと見れないんですよね。4日間だけですがまだ日本公開が決まっていないものも多いので宝探し気分で出かけようhttp://unifrance.jp/festival/2014/
話題はそっくり&麗しいキャスティングの『イヴ・サンローラン』http://ysl-movie.jpこちらは9月に日本公開が決まっていますが、いち早く見たい!

2014年6月24日火曜日

名もなきコーナー

ご近所の「中目黒ブックセンター」を流していると、漫画の新刊コーナーの一角に、『戦争や政府の抑圧の中で展開される人間ドラマ』を集めたコーナーに目が止まりました。
特にポップもなく何の特集かも書いてありませんでしたが新刊ではない物ばかりです。新刊と言えなくもない4月に出た秀作『あれよ星屑』http://www.enterbrain.co.jp/product/comic/beam_comic/13252901を中心に集めたのかもしれませんが憲法が見直されようとする中、政治的なメッセージを排してこっそりこんな特集をしてるとしたら・・・書店員さん達の心意気ですね。「私の殿堂」入りしている素晴らしい漫画『この世界の片隅に』http://www.amazon.co.jp/この世界の片隅に-上-アクションコミックス-こうの-史代/dp/4575941468や『ペルセポリス』http://www.amazon.co.jp/ペルセポリスI-イランの少女マルジ-マルジャン・サトラピ/dp/490178465Xなどもありナイスセレクション。ネットで何でも買えますがやっぱりお店は最前線。足を運ばなくてはね。

2014年6月23日月曜日

若い議員さんでびっくり

先ほどテレビをつけていたら国会での「早く結婚しろ」「産めないのか」というヤジの問題で自民党の鈴木章浩議員が5日遅れで名乗り出て会見をしていました。驚いたのはもっとおじいさんだと思っていたらお若い方だということ。51歳って普通の企業なら一番セクハラという言葉に敏感な世代だと思いますが・・・。しどろもどろの会見もみっともない。言われた塩村議員も問題を正すというよりメソメソして「傷ついた」というような哀れを誘う発言が少女っぽく、これが日本の縮図なのだろうかと思うと後味の悪い問題でした。子供とおじさんおばさんしかいない国なんですかね?男でも女でもいいんですけどどちらもタフな大人の対応プリーズ。http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/22/sexist-heckling-international_n_5518896.html

2014年6月21日土曜日

おおーー!

現在開催中のkaname Sakuma『in to the water』展、沢山の方からご好評いただいていますが、装丁家の祖父江慎さんとアーティストの真珠子さんが見に来てくださいました。十代の時から面白い本の装丁のクレジットには祖父江さんの名前を見ていたので「おおーっ」となってしまいました。だいぶ前の物ですがこのインタビュー素晴らしいので皆さん読んでみてくださいませ。http://www.1101.com/visit/index.html相当長いですが後半に行くにつれ金言連発で私も大変に参考になりました。
真珠子さんの絵も素敵ですよ。http://www.ggccaatt.net/2013/11/12/真珠子-ジャパニーズ-ガーリー-アート/

2014年6月16日月曜日

チュン太が教えてくれたこと

雨が降りしきる中、歩道の無い住宅街の道路の水たまりに泥だらけのスズメのヒナが震えていました。近くの電柱から落ちたようですが、巣も親鳥も見当たらず、やむなく保護して動物病院に連れて行きました。乾かしてあたためると元気になり、育てるのは難しいと言われましたが元に戻す場所も無いので、寝不足になりながら頑張って面倒をみていましたが3日目に死んでしまいました。

なんとか助けようとお医者さん、ペットショップ、インターネットと知識を入れまくったおかげで今まで知らなかった野鳥の生態に詳しくなりました。
なんとスズメのヒナは2週間で大人になるのです。だから人間の10倍速くらいで生きていて、一時間おきくらいに大量の昆虫を食べ、糞をどんどんします。うちにいた2日間でもみるみる羽が揃っていきました。とても可愛い子だったので助けられなくて悲しいですが、元居た場所の近くの公園の大きな樫の木の下に埋めました。
私はペットショップでヒナ用ミルワームという虫を買ってきて与えていましたが、一時間おきに1.5センチくらいの芋虫を4〜5匹食べ続けるので、巣には何羽もヒナがいてスズメの親はこんなに大量の虫をどこから見つけてくるんだろうと不思議に思いましたが、樫の木の下を掘っていると枯れ葉の中には本当にたくさんの虫たちがいて違った世界が見られました。育てている植物に虫がつくとすごく嫌でしたがこれが野鳥達を育てているんだなとか。私も死んだときは燃やしてしまうよりも他の生き物の栄養になりたいなあとか思ったり。

大事な知識:この子はまだ小さくて落ちた(もしくは落とされた)のだと思いますが、巣立ち前のヒナは地面の上で飛ぶ練習をしているそうで、そこに親鳥が餌を運ぶことも知りましたので、もし地面にヒナがいても弱っていない限り勝手に心配して拾ってはダメだそうです。このサイトが役にたちましたhttp://www.geocities.jp/suzumesos/

2014年6月12日木曜日

裏技、ってほどでもないですが

梅雨時の洗濯、みなさまどうしていらっしゃいますか?最新式の乾燥機お持ちの方はいいのかもしれませんが、どうも家庭用の乾燥機って匂いが残ったり乾きが悪かったりして、やっぱり干した方がいいなあってなったりするんですが、この季節はねえ。浴室乾燥機があるお宅もうらやましいですよねえ。
しかし!私が編み出した方法でたいていのおうちは解決ですよ。単純な方法なのですが、部屋を閉め切って、エアコンを30℃設定くらいにするのです。いくつもエアコンががある方は、一番小さい部屋に洗濯物をいっぱい干してエアコン付けて閉めておくのです。下着や薄手のタオルなら1時間、ジーンズでも3〜4時間で乾きます。電気代がもったいない?せいぜい週に2回ほど3時間ぐらいつけるだけなのでそれほどでもないんですよ。クーラーの除湿にするというのを祖母がやっていましたが暖房の方が断然早いです。その間は出かけたり他の部屋にいるのもよし、ノースリーブで南国気分を味わうもよし。部屋干ししてもそもそも湿気が多いので丸一日干しても乾かないんですよね。洗濯物がくさくなる前にこの方法ためしてくださいませ。

2014年6月11日水曜日

うっそーー!

いっこ前のブログタイトル、「悪魔のようなあいつ」って元ネタご存知ですか?久世光彦監督、沢田研二主演のドラマなのですが、私は久世監督の作品をテレビで観ると、なぜかものすごく印象深くてずーっと忘れられないのです。映画の人じゃないのでレンタル屋さんに置いてあるDVDも少ないから、あまり追いかけてみたこともなかったのですが、昨日のブログを書いた後、気まぐれに検索してみたら・・・なんと!子供の頃にテレビで観て強烈に印象に残っていた沢田研二版『源氏物語』、久世作品としてyoutubeに出てきた!これもそうだったのか〜〜!!やっぱりー!放映年度は88年。当時中学生でしたがなんか強烈に覚えています!わーー、八千草薫キレイ!消される前にみんなで観よう!https://www.youtube.com/watch?v=IcUrlrUQqS0

2014年6月10日火曜日

悪魔のようなあいつ

雑誌『DRESS』7月号のお料理ページで「頑張った自分を思いっきり甘やかしたい! 悪魔のレシピ」として「ウニとホタルイカのスパゲティー」のレシピ提供をいたしました!

『DRESS』はファッションページの撮影のときもケータリングによく呼んでいただいていてお世話になっておりますが、アラフォー、都市生活者の働く女子向けの雑誌でして、私なんかはモロにこの層に当てはまっているので色々共感できる内容です。まさにこの仕事が来た時期忙しくて、仕事が終わってから深夜に疲れを癒そうと飲み食いするのが習慣になっていまして、こんなの作ったりしていましたので実録ものですよ。
魚介の旨味+クリーム+酸味+炭水化物+醸造酒・・・という、脳から快楽物質が出まくるお料理ですので、たまにはダイエットを忘れて溺れてみてくださいませ。リラックス&エロティックな気分になれますので、ぜひ恋人と一緒に深夜のひととき・・が理想ですが。
ちなみに最近は仕事が落ち着いているのでそのときのツケを払うべく食事制限気味のわたくしです。

2014年6月9日月曜日

この季節キタ**

梅の季節、来ましたね。八百屋さんに並び始めるとウズウズします。買ってきて置いておくと家中いい香り。うちは母子家庭で母が忙しかったので、子供の頃の懐かしい香り、というわけではありませんが、一人暮らしを始めてからはずっと何かしら作っているので、ああこの季節が巡って来たんだなという気持ちになります。
始めたら毎年作らなければいけない、などというのでなんとなくハードルが高くてやった事がなかった梅干し作りに今年は初チャレンジ。
以前『暮しの手帖』に載っていた、梅干し作りの名人、60年以上、毎年250kg(!)の梅を漬けるという藤巻あつこさんのレシピを熟読しながらやってみました。思ったほど難しくもめんどくさくもない!2ヶ月ほどで食べられるようになるそう。楽しみです・・・。

2014年6月7日土曜日

Tokyo Warkerのカレー特集

今発売の雑誌『Tokyo Warker』の「ほんとうのカレー好き100人が選ぶ極上カレー」に掲載していただきました!

ものすごい量のカレー屋さんが載っていますが、パラパラとめくっていると、私の大好きなあの店も、「えーっ、あんまり美味しくないよ〜」というお店も載っています。
芸能界一のカレー好きと言われている(らしいですよ)ホフディランの小宮山さんと、ゴスペラーズの黒沢さんに推薦していただいたのですが、記事中の黒沢さんの発言で「カレーは無難な味ほど評価が高くなる傾向があるから、ネットランキングの上位にくる店は基本的に避けて、中の上くらいの評価の店を探していく」というのが非常に興味深く、なるほどなあと思いました。確かにそんな気がします。ちなみに食べログなんか見るとRedbookも中の上くらいですよ。

2014年6月6日金曜日

REDBOOKウケするもの

季節の変わり目のせいか、コンディションがすぐれない方多いですよね?私もなんだかくしゃみが出たり湿疹が出たり。
そういうときはちょっと生活を見直してみるチャンス。近頃快楽に溺れがちだった食生活を改善しようとこの本をお店で読んでいますと、「あ、アリスウォータースですね!」と次々声がかかります。多分もっと有名な料理本はいっぱいあるんでしょうが、「自分もソレ好きなんです!」と思わず言いたくなる本なんでしょうね。アメリカ料理を作り直した、と言われていますが、調味料をほとんど使わず、塩やオリーブオイルやハーブなど、ほとんどイタリア料理。簡単なのにとても美味しくて、少々お高い本ですがほぼ写真無しの450ページは読み応え満点ですよ。

ちなみに昔よくお店でJoni MitchellのCDをかけてると「好きなんですよー」と声をかけられました。そしてなぜかお客さんと好きな芸能人の話になると決まって名前が挙がるのが緒川たまきさん。こちらも一般的な人気投票では名前が挙がりませんが、じつはお好きな方の層が固まっているようですねえ。先日ケータリングに呼んでいただいた先でお会いしましたが、とても美しい方でしたよ〜。

2014年6月1日日曜日

kaname sakuma展始まりました!

昨日設営も終わり、初の試みである展示が始まりました。背景の水色と肌の色が物憂い雰囲気を作り出して、お店に非常にマッチしていると思うのですがいかがでしょうか?
引いてみるのと近くで見るのとでは全く違う質感をぜひ実際に見に来てくださいませ。

本日、6月1日(日)は本来定休日ですが、15時から作家が在廊してささやかながらオープニングパーティーを開いています。人気者のカナメくんですが、現在名古屋在住、会場も3つに分かれていますので、本人に会える数少ない機会、ぜひファンの方は足を運んでくださいませ。
作品にちなんだ「ツブツブ料理」と、モチーフになっている作家の名前をイメージしたカクテルをご用意しています。


佐久間要

大学で油絵、版画を学んだ後、デザイン事務所を経て2000年に独立。紙媒体を中心に様々なジャンルでのデザインやアートディレクションを手がける一方、平行して作品の制作を続け、国内を中心に作品を発表している。

今回Red Bookで度展示する作品は低解像度で面白い表現ができないか、と佐久間が模索して出来た作品群です。
低解像度の絵画を発表した、という点では、すでに印象派の作品群が著名です。写実一辺倒の時代に偉業ともいえる作風で発表を続けた作品群にも関わらず、昨今では何かと趣味的なものとして捉えられがちなことに疑問を感じることもあり、印象派以降の作品を元絵に制作を続けているとのこと。
ビビッドなカラービーズを組み合わせて作られた憂鬱な中間色の絵画の飾られた空間で、思う存分、梅雨に浸って頂けたらと思います。