2009年6月29日月曜日

足の裏にすべてが表れるそうな

ここのところ日曜日にケータリングすることが多いのですが、昨日はちょっと変わった撮影にお届けでした。
市野さおりさんhttp://blog.livedoor.jp/nsichi/という、足の裏を見て、その人の健康状態や精神状態、性格や適正などを見る方がいて、その方の本を作るという事で、色々な職業の人たちの足の裏を撮影していました。
皆さんが休憩時間に軽くつまむものを持って行ったのですが、時間があればぜひと言われて、私も足の裏を見てもらい撮影されました。


「ああ、黄色いですね。疲れてますよ」・・・・はい。夕べお店を深夜2時まで営業して、その後朝6時までココに持ってくるお料理作ってましたもの。寝たの2時間です。

「でも親指の下のふくらみは良い状態、精神疲労ではなく肉体疲労ですね。休めばすぐ治ります」・・・そうですね。寝不足と立ち仕事し続けたせいです。作る事自体は楽しいし、最近毎日楽しいので精神的ストレスはゼロに近いのです。

「人差し指と親指以外、先が三角になっています。これ珍しいんですよ。おしゃべりする仕事に向いています。人差し指が丸いのは温和な性格を表していて、発信するタイプだけどバランスがとれています」・・・へー、本来おしゃべりする職種ではないのですが、おしゃべりし続けて早10年(笑)見抜かれてますねえ。

「指の向きが外側に揃って向いています。自分のやりたい事と仕事、こう生きたいという人生と自分が適合していますね。パーフェクトですよ」・・・そうなんですね~。そういうのは自分で感じることなんだろうけど言ってもらうと嬉しいですね~。

時間がない中でテキパキとやっていたのでものの5分ほどだったんですが、手相見のような医学的なような不思議な診断のしかた。足の裏にすべてが現れるのだそうです。それってそんな不思議な事でもないですよね。

ちょっと触られただけでとても気持ちがいいし、迷いなくスラスラと状態の説明をするのが印象的。リフレクソロジーの施行もしてらっしゃるそうのので今度行ってみようかな。
興味深い方でした。


そして今日のメニューは暑くなってきたしベトナム風に。
バケットにナマスと焼き豚やナンプラーで和えたツナなどを挟んだサンドイッチ
生春巻き
ココナッツ煮にしたチキンを揚げたもの
緑豆の餡を入れた白玉に生姜のシロップをかけたもの
などで、大変好評でした。

夜、余った材料で生春巻きを追加で作って食べたのですが、何故か頻繁にトイレに行きたくなる。
大量のハーブが入っているのでデトックス効果かしら?お腹周りががすっきりしたような。

2009年6月26日金曜日

コースターが変わりました

ショップカードに続いて。

「お酒のラベルみたいな感じで」って頼んだんだっけかな?スタンダード感を出したくて。全体にグラフィックのイメージを統一中。
次はメニューが変わりますよ。

2009年6月25日木曜日

紀伊国屋に行こう

青山の方に行ったので、紀伊国屋に寄って少々お買い物しましたが、いいですね~。去年末に元の場所に戻ってきました。

野菜売り場に「食べられるブーケ」が売っていました。エディブルフラワーとかハーブとか葉物が混ぜてあって花束みたいになっている野菜。今度誰かのおうちに行く時お土産で買っていこ。
洗剤のコーナーには日本に新上陸のオーストラリアのオーガニック洗剤が。パッケージもかわいいしいい香りも何種類か。ふむふむ。
惣菜コーナーにはテリーヌやリエットなども。なるほど~、こんなの明日作ってみよ。
などとウロウロしたわりには石鹸とお菓子を一個ずつ買っただけで出てきました。高級スーパーっていいもの置いてあるので楽しいんだけど、「食材なんて高いったってたかが知れてるよ」なんて気にせずカゴにポイポイ入れてると会計でビックリするんですよね。だから気をつけてお買い物。
ちなみに紀伊国屋はパンも美味しいんですよ。

そして今日一番気になったのは入り口のお花屋さんで売ってた「ヒマラヤの青いケシ」。空色のケシの花が一本だけ残っていました。とてもキレイだったので欲しかったのですが、もう枯れかけていて、なんとなく手が出ませんでした。うつむき気味な水色の薄い花びらの可憐さと、ケシのちょっとした毒々しさがアンバランスで心惹かれたけれど。
写真に撮りたかったけど店員さんがいてそれもままならず。

2009年6月24日水曜日

ピアノがきた

急に思い立ってピアノを習い始めました。でっかい電子ピアノに部屋を占拠され気味。でもとても楽しい。

譜面に書いてあるとうりに指がうまく動くと正確な音が出る、最初はうまく出来ないけど、何度かやっているうちに出来るようになる、ということが単純に面白い。

それに先生がいるということの安心感。
長らく自分で商売をやり、一人暮らしするという生活を続けているため、何でも自分で決めなければいけないのが普段の生活。でもピアノは先生がいて、先生の言うとうりに練習してればいいというのがとっても(この言葉嫌いですが)癒される感じがします。人が決めてくれたことをやるということがあまりにもないからですね。メソッドに沿ってやる、というのもなんだか敬虔な気持ちになるのです。
心が安定しているというのは何より貴重な事だなあと思うのでこういうのはいいですね。

2009年6月22日月曜日

私のひとりフランス月間のはずが

6月は横浜フランス月間だったのですね。特に行きたいイベントがあるわけではありませんが。
わたくし個人はフレンチの惣菜を作り、70年代のフランス映画を観る日々。昼間からカフェや公園でワインを飲み、都市をフラフラ歩き回り、時間に少々遅れても「フランスっぽいね~」ですべてまとめてます。フランス月間便利。
自堕落になってしまうので6月いっぱいで終わりにせんと。この機会に料理の腕ととワインの知識くらい上げときたいものですが。

2009年6月20日土曜日

大好きな梅の季節

去年初めて作って、美味しくて一ヶ月くらいで全部飲んでしまった梅のシロップ。
作り方は梅とお砂糖を1:1で瓶に詰めるだけ。梅から水分が出てきてどんどんシロップになっていきます。水割りやソーダ割りにすると爽やかな夏の味。
梅酒は意外と飲まなくてこればかり飲んでしまいます。酸味と甘みと香りが暑い日に癒されます。「もっと作っておけば良かった~」と後悔しても、梅は季節物。今年は一年もつようにたっぷり作っとくぞ。

「実家で作ってた」っていう人も沢山いるみたいですね。うちは母が働いてたので、そんな趣味っぽい料理をしなかったから、ちょっとうらやましいなあと思ったり。
簡単で美味しいので作ってみてくだされ。REDBOOKでも飲めますよ。2ヶ月後くらいかなあ。

2009年6月19日金曜日

にょきにょきと

ハーブの種を何種類か蒔いてみたのですが、あっという間に芽が出て、一日目を放すとビックリするくらい伸びてます。夏の時期の植物の成長の早さは暴力的で恐怖すら感じますね。
お店で使う分ぐらいまかなえるかしら・・・。

2009年6月18日木曜日

塩気がうすい・・・

やっと写真に撮れた自分で作ったテリーヌ。お客さんに出す前に撮らせてもらいました。
しかし今回は塩気が少々薄かった。ちょっと塩をかけて出しました。イタリアンやフレンチは塩加減が命。しかし最近私の料理、少々薄味気味な事に気がつきました。
なんせ名古屋人なので味付けは濃い目甘い目になりがち。それを抑えるために逆に薄くしてしまいがちな私。
夏になってくると塩気が欲しい、特にお酒を飲む時食べるものは、同じ味でも、もうひと塩でおいしいかボンヤリした味かの分かれ道。気をつけなくては~と昨日思い、全体に少々塩気強めにしてたら美味しくなった気がしました。トマトも甘いのに変えてみました。日々精進ですな。

2009年6月17日水曜日

山は歩けるのに電車では立てないの

不思議なネットサーフィンしてしまった。REDBOOKとは何の関係もない話なのですが。

今、ヤマハの電子ピアノが欲しくて、ネットで調べようとして「ヤマハ」と打つつもりが「山は」と変換されてしまって、検索の候補上位に上がってきたのが「山は歩けるのに電車では立てないの」という言葉。
どんな意味なんだろ、と興味本位でみてみると、なるほど~。道徳の教科書現代版てなお話でした。

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E5%B1%B1%E3%81%AF%E6%AD%A9%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AB%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E3%81%A7%E3%81%AF%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE&lr=&aq=2&oq=%E5%B1%B1%E3%81%AF

私はおせっかいなので、混みあう新宿駅で全盲の人が一人で白い杖を頼りに歩いていていたので、危ないことがあったら手を貸そうと近くを歩いてたら、気づかずぶつかってしまった人に杖を振り上げて殴り始めた、というシーンに出くわしショックを受けてしまった事がありました。

誰が弱者で誰が強者か? 誰が被害者で誰が加害者か?そういう西洋かぶれな二元論はそもそも嫌いなんですが。

2009年6月16日火曜日

THE RED BOOKという本

もらいました。「おんなのこが ひろったのは まっかな まほうのほん」と帯に書かれていて、中には文字のない絵本。同時に赤い本を拾った寒そうなNYに住む女の子と、南の島の男の子のお話。

離れていても繋がっている、という物語はいつも私の琴線にふれるのです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E5%85%90%E7%AB%A5%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E3%83%BB%E7%B5%B5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A9-%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4566008975/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1245116194&sr=8-1

赤い本は特別な本。

2009年6月15日月曜日

生卵のようですが


枇杷をコンポートにしてみました。近頃いっぱいなってるみたいですね。「枇杷の季節だねー、うちの近所でなってて狙ってる~」なんて話を聞くんですが、私は見つけられないので八百屋さんで買っちゃいました。白ワインとグラニュー糖とレモンでシンプルに。さわやかな初夏の味。
フレンチブーム続いていましたが、夏が近づいてくると果物とエスニック料理に気持ちが浮気気味。

2009年6月14日日曜日

占星術のポエジーについて

雑誌の占い欄すら読まない、女子としては極めて占いというものに興味がない私ですが、以前お客さんに教えてもらって時々読んでる石井ゆかりさんの星占いhttp://st.sakura.ne.jp/~iyukari/week/weekly.html

「6月18日に運命の出会いが!」みたいのじゃなくて、彼女が物事を良きものとして見ようという気持ちが伝わってくる、詩的な表現が好きで読み物として。

今週の山羊座(私の星座です)、最近自分が感じてた事を応援してもらってるようで感動的だった。

2009/6/15-2009/6/21 やぎ座の空模様。

日常というのは、とても大切です。
山羊座は「日常」に何かを加えることの意味を、誰よりもよく知っています。
なぜなら、「日常」こそが「人生」を作る、 というその華やかな意味を生まれつき熟知しているからです。 これは、我慢や忍耐、修行や努力という言葉から連想されることとはちょっと違います。
たぶん、こういう言葉は、山羊座以外の人が考えたんだと思います。
山羊座の人が、日常的な積み重ねの意味を言葉にしようと思ったら
もうちょっとチアーで楽しくてハッピーな言葉を使うと思います。
人生に向かって日常を動かすということは、 そんな辛いことでも渋いことでもないわけです。

今週、そういう意味で、とても楽しい変化を「日常」に及ぼすことができます。
あるいは、「日常」が貴方に対して、 なにかインパクトの強い変化を引き起こすのかもしれません。
この変化は、貴方の真っ直ぐで強い欲求と結びついています。
おそらく、日常を変えるということはもっと欲望を満たす、そのために何かするということだと思うのです。
今週の変化はいかにも建設的ですがその動機は、とてもファンタジックです。
山羊座は元来、ロマンティックな星座だと私は考えています。
ロマンティシズムが、日常から未来を生み出す魔法を山羊座に与えているのだと思います。

2009年6月13日土曜日

具合いが悪くなりましたがすぐに治りました

体調管理を怠って、昨日夕方寝込んでしまいました。金曜だというのに19時から21時半くらいまでお店を閉めてました。
しばらくお店の前で待っててくれたお客様方、ごめんなさーい。「3人くらい張り紙見て帰っちゃったよー」と待っててくれたお客様が言ってたので、その方々もごめんなさーい。もう治りました。久々に自分の虚弱ぶりを感じましたが・・・。
体が資本ですからねえ。無理しないように気をつけないと。

2009年6月12日金曜日

テリーヌ作りにハマっています

肉の話ばかりして恐縮ですが、最近テリーヌ作りにハマっていて。
今まで野菜のテリーヌとかサーモンのテリーヌとか焼かないで作るものしかやったことなかったのですが、豚とじゃが芋とか鶏レバーと豚とかで連日作ってみています。どんどん出てしまうので、写真に取る前に売り切れてしまって写真撮れなかったからネットから拾ってきてしまった。美味しいんですよ~。

2009年6月9日火曜日

南仏風バーベキュー


日曜日最高にいいお天気の日にバーベキューをしました。
着火剤がなくて火を点けるのに1時間ほどかかってしまい、最初に焼いた肉を感激のあまりみんなで撮影(・・・すでに炎天下で呑み続けていたので酔っ払ってました)。
焼肉のタレとかもあったのですが、ゲランドの塩とディジョンのマスタードで食べるのにみんなでハマって「おーっ、パリっぽい!」「赤ワイン開けよう!」と大喜び。さらに鴨の胸肉をオレンジと一緒に焼いてカシスのジャムなどつけたりして。「わー南仏っぽい!」「シャンパン開けよう!」とさらに大喜び。しかし季節はずれのサンマを見つけて買ってきていたので、それを焼くと煙は出るわ魚臭くなるわで一気に目黒区に逆戻り。うーっ、さっきまでサントロペの風が吹いていたのに・・・。
ワインの空き瓶でスイカ割りなどもして、夕方にはグッタリでした。
お店の近所でやったのですが、多摩川とかに行く必要ないくらい気持ちよかったです。でもみんながここでやりだすと禁止になっちゃいそうかな。
着火の仕方もわかった事だし、こんな近所でできるならちょくちょくやりたいなあってくらい面白かったのですが。

2009年6月4日木曜日

すごい肉屋


先日ブログにも書いた「山利喜」さんのガーリックトーストを添えたモツ煮込み、ブーケガルニで下湯でしてポートワインで煮込んだものに八丁味噌が入っていると聞いてやってみたくて、以前も二度ほど作ってみた事があるのですが、美味しくは出来るのだけど、八丁味噌の入れ過ぎなのか、どうにも名古屋(我が故郷!)のモツ煮込み味になってしまうのです。
で、本日再度チャレンジしたのですが、出来栄えは明日か明後日お店に来て食べてみてください!ということで、モツの話を。
自宅の近くにお肉屋さんがあるのですが(東山ストアhttp://meguroku.com/shop/shop.php?group=6&shop=22)、そこの頑固オヤジはほんとに誇りを持って仕事している人でして、何か特別なものを頼むたびに色々ウンチクを聞かせてくれるのです。
普段は置いてないので「モツありますか?」と聞いてみると「うちは言ってくれれば何でもあるよ」と不機嫌そうに。「豚っていうのはなあ、4ヶ月で大人になるんだよ。そういう成長の早い動物は一日エサをやらないとすぐ内蔵の油が落ちるんだ。でも大抵の豚は出荷される前はエサももらえない。そういう内臓は食えたもんじゃないんだよ。うちは直前までエサ食ってた豚を俺がツブしてんだ。全然違うんだよ」とのこと。
「はー、そーでございますか・・・」といつも拝聴させていただいておるのでありますが、今日とりに行ってビックリ。確かに今まで大手のお肉屋さんで買ってた一度冷凍したようなモツとは全然違う!匂いもないし、油もいっぱいついてる。そして柔らかい。なるほどー、これが本来のモツなのね、

2009年6月2日火曜日

沈夫人の料理人

都立大学の パーシモンホールに行った帰りにHibusumaという飲茶のお店に行きました。 http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A13172/13017685/
駅を出て左側にずーっと行ったところです。前から美味しいよときいてはいたのですが、ほんとに美味しくてビックリ。小さなお店だし、変にオシャレすぎて(悪いみたいに書いてますがほんとにオシャレな店なんですけど)美味しいものが出てくる感じがあんまりしないんです。まあカフェ飯的なものが出てきそうっていうか。
でも意外にもかなり凝った美味しいものばかり。小籠包が売りのお店みたいですが、この鶏の黒酢炒めがすごく美味しかったのでこちらの写真を。

小籠包食べてて思い出したのが、ずっと人に貸してて最近ひょっこり戻ってきた漫画「沈夫人の料理人」
http://www.amazon.co.jp/%E6%B2%88%E5%A4%AB%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86%E4%BA%BA-2-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%B7%B1%E5%B7%B3-%E7%90%B3%E5%AD%90/dp/409185494X/ref=pd_sim_b_1
昔の中国の話で、買われてきたドジな若き名コックと、その家の食いしん坊なでサディスティックな若奥様の料理をめぐる精神的なSMの話をコミカルに描いていて秀逸です。
料理もとっても美味しそうだし、若奥様が意地悪でとってもエロティック。ちょっとダイエットモードで玄米と糠漬けにしようと思っていたのに奥様みたいに「私、こってりとしたものが食べたい。」という気分になってしまう。