2011年9月8日木曜日

買い物をするのが毎日憂鬱

お店でお出ししているもの、自分が食べるもの、日々の食材の買出しをする時に産地を見るのが習慣になりました。原発事故のせいです。最近ではケータリングのお客様からも「材料の産地を明記して欲しい」と言われたりします。いつも行っている近くの八百屋さん、東京に住んでいるのだから当たり前ですが東京近郊の葉野菜が多いです。「ちょっと怖いな」と思いながらかごに入れることもあります。わざわざ別の店に探しに行くこともあります。
今まではなるべく有機野菜や無農薬野菜を選んでいました。その中に「福島の風下でない産地の物」というのが加わってしまいました。全ての材料がタイミングよく手に入るわけではないしすごく高いこともあるので「なるべく」というのが私なりの折り合い地点ではありますが。
今まで有機や無農薬の野菜を選ぶ事は、意識の高い農家さんを応援する事であり推進する事で、私にとって良い食べ物ばかりになる明るい未来への清き一票として誇らしい気持ちでしたが、東北や関東近郊の野菜を避けるという事は「みんなが私のようになったら、この地域の農家の方たちはどうなるの?これからどうなっちゃうの?」という、どうしようもない問題を常に突きつけられる悲しい選択です。
国の対応や基準値について怒っていらっしゃる方も多いようですが、東京より北の農業漁業関係者にすべて仕事を辞めさせて生活の保障をして、原発から150キロ圏内くらいの人を全て避難させるなんてことを国がお金を出してやるなんて不可能ですよね。だから個々で気を付けつつ緩やかに対応していくしかないのでしょうけど。

お客様に出す事はありませんが、秋風を感じたら梨が食べたかったのですが、行きつけの八百屋さんに「福島産」の物しか売っていませんでしたので自嘲気味に買ってみました。

・・そんなこともあり「みんなで決めよう『原発』国民投票」の賛同人になりました。推進でも反対でもいいのでみんなで考えて決めましょう。http://kokumintohyo.com/

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