2013年6月27日木曜日
悪い娘のせいで寝不足に、、
久しぶりに小説にハマって寝不足気味。バルガス=リョサの『悪い娘の悪戯』。http://www.amazon.co.jp/%E6%82%AA%E3%81%84%E5%A8%98%E3%81%AE%E6%82%AA%E6%88%AF-%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%B9%EF%BC%9D%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%82%B5/dp/4861823617
だいぶ前の忙しい時に借していただいた本なので、こんな長編に手をつけるのもためらわれ、最初の方をチラ見して「恋愛ものか〜、そんなの読む余裕ないなー」なんて思っていたのですが、少し読み始めたら50年代のチリでの初恋に始まり、革命に揺れる南米から60年代初頭のパリ、60年代後半のヒッピー文化が台頭するスゥインギングロンドン、と時代の中心地で主人公の青年の前に、初恋の悪い子ちゃんが立場や名前を変え何度も現れ、時には体を許しながらも手に入らない彼女への恋を描きながら、時代や故郷や友人への想いが綴られ、もっともっとと読みたくなってしまう。この後80年代の東京やらマドリッドなどに舞台を移して40年も続く彼の恋がどうなるのか。
あー、いくら振り回されたってやっぱり熱を上げてる側のがいいよね。と主人公の中産階級出身のいい子ちゃんの方に同調してみたり、お金に執着する上昇志向の強い、貧しく魅惑的な悪い子ちゃんに同調もしてみたり。
村上春樹が書いた『フォレストガンプ』とイメージするとわかりやすいけどそれぞれのファンの人に怒られるかしら。。私はどれも好きなんで悪口じゃないですよ。
ラテン音楽聴きながら読んでます。あーー、仕事溜まってるのに!
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿