2012年8月26日日曜日

些細だけれど奇跡みたいなこと

ちょっぴり気分が落ち込んで疲れているとき、不思議な奇跡が起こって世界を変えてくれました。

八百屋さんで沢山の買い物をして自転車でお店に運ぶ途中、後ろから女性に「なにか落ちましたよ」と声をかけられました。慌てて止まってふりかえるとゴロゴロとアボカドが転げ落ちていました、気恥ずかしくてテヘヘと苦笑いしたら、声を掛けてくれたお姉さんも微笑みながら戻ってきて拾ってくださいました。

すると横から「あ、ごめんなさい」という声が聞こえました。ジョギング中のおじさまがアボカドを拾わずに通りすぎてしまったことに気がついて戻ってきて声を掛けてくれたのです。

なんてジェントルマンなんだろうと感動していると、前方から軽トラが来ていて、私達が道を塞いでしまっているので通れなくなってしまっているのに気が付きました。
ハッとして「すいませんっ」と表情とお辞儀のジェスチャーを運転席のお兄さんにすると、お兄さんは一連のやり取りを見ていたのかにっこり微笑んでくれました。

誰もがいつも忙しくて、ジョギングのペースを乱されたり、車を塞がれたりするとイライラと態度で示されることばかりの世知辛いよの中で、何でこんないい人ばかりが集まったのかと驚き、お互い会釈をして静かに別れましたが、とても満たされたような気持ちになりました。
さっきまでの塞いでいた気分がこんな風に終わるなんてすごいな。ご近所の優しい人達、本当にありがとうございました。






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