2013年6月18日火曜日

北窯の米司さん















沖縄の読谷にある北窯http://www.d-department.com/jp/kitagama/、という焼き物の窯元をご存知でしょうか? 名前は知らなくても、CIBONEやBALS、BEAMS、D&departmentといった、都内オシャレセレクトショップにもれなく置いてあるので見た事ある方も多いと思います。私も大ファンで沖縄に行った時に買いまくりましたが、一つも外れなく毎日のように愛用しています。
北窯の食器はいわゆる「作家もの」ではなくて「民芸」。雑器といわれるものなのでお値段はけして高くありません。しかし一つ一つ手作業で絵付けされたその食器たちは明らかに作り手の顔が見える「作家もの」。特に北窯の物はモダンでどんな料理にも合うのでとにかく仕入れるのも一苦労の引っ張りだこなのだそう。

そんな北窯の4人の親方の中でも(私の個人的な意見ですが)もっともモダンかつPOPな作風の松田米司さんが今日お店にいらしてくれました。米司さんはいわゆる「陶芸家」的なイメージ(気に入らないとガシャン!とやるような頑固で無口な男)の方ではなく、朗らかで話のうまい理論的な方。これからの作家は言葉で伝える事も大切なんです、とご本人も非常にモダンな方。
昨年窯を訪ねた時にREDBOOKのショップカードをお渡ししたら、「デザインがとても気に入ったので自分のデスクに貼ってます。」とおっしゃっていただき、お店も気に入ってくれたご様子。嬉しいですね〜。
イケメン、というよりまだ美少年、といった風情の2代目もすでに修行中ですが、少し修行を中断して英語の学校に行くそう。沖縄の焼き物を海外の人に伝えたい、WEBもしっかりやりたい、などなど精力的な米司さん。今度沖縄に行ったら(やはりあちらの方が品揃えがいいので)私も次は大皿か大きな急須、ちょっとお高い大物欲しいな・・。

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